2025年6月26日
胃がんの早期発見には胃カメラ(内視鏡検査)が重要です
胃がんは、早期に発見できれば内視鏡治療で完治が期待できる病気です。
しかし初期の胃がんは自覚症状がほとんどなく、症状が出てからでは進行しているケースも少なくありません。
胃がんを見つけるために最も確実な検査が「胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)」です。
胃カメラでは、胃の粘膜を直接観察し、必要に応じて組織検査(生検)を行うことができます。
東戸塚の藤野クリニックでは、内視鏡専門医が最新の内視鏡機器を用いて、苦痛を抑えた胃カメラ検査を行っています。
症状がない方でも、40歳以上の方やピロリ菌感染歴のある方には定期的な検査をおすすめしています。
胃がんとは
胃にできる悪性腫瘍の総称のことです。日本では依然として多いがんの一つです。早期の段階では自覚症状が乏しく、進行してから見つかるケースも少なくありません。
胃がんは早期発見できれば高い確率で治癒が可能であり、そのためには定期的な検診や、症状がある場合の早めの受診が重要です。
胃がんの原因・リスク
胃がんの発症には複数の要因が関わります。
■主なリスク因子
- ・ピロリ菌感染(Helicobacter pylori) 胃がんの最大のリスク因子とされています。詳しくはこちら
- ・喫煙 胃粘膜への慢性的な刺激となり、発がんリスクを高めます。
- ・塩分の多い食事 胃粘膜を傷つけ、がんの発生に関与します。
- ・加齢 50歳以降で増加します。
胃がんの主な症状
早期胃癌は症状がほとんどありません。進行すると次のような症状が現れることがあります。
- ・胃の痛み、不快感
- ・食欲低下
- ・体重減少
- ・吐き気
- ・胃もたれ
- ・貧血
- ・黒色便(出血による)
これらの症状があるからといって必ず胃がんとは限りませんが、症状が続く場合は早めの検査が必要です。
胃がんの検査方法
胃がんの診断には、以下の検査が用いられます。
胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)
- 胃がん検査の第一選択
- 早期胃がんの発見に優れる
- 生検が可能
→当院の胃カメラ検査について詳しくはこちら
バリウム検査との違い
胃カメラは直接観察する検査に対してバリウム検査は間接的です。早期病変は見逃しやすい傾向にあります。また、生検もできないため確定診断するために胃カメラが必要になります。
治療
胃癌の治療は、内視鏡的切除(ESD、EMR)、外科手術(胃切除)、化学療法(抗がん剤)、放射線療法、支持療法などがあります。治療方法の選択はがんの進行度、年齢および体力、ライフスタイルや患者様のお考えなどから決定します。
内視鏡的切除
胃カメラを使ってがんを切り取る方法です。ESD(Endoscopic Submucosal Dissection:内視鏡的粘膜下層剥離術)と言います。電気メスで胃癌の周りを切開し剥がして取り除きます。出血などのリスクがあり入院で行うことが通常です。外科手術と比べて身体への負担が少ないメリットがありますが、進行した癌にはできません。初期の癌が適応となります。
外科手術
胃の一部または全てを切除し、まわりのリンパ節も一緒に取り除いていきます(リンパ節郭清と言います)。術式は主に以下の方法があります。
・幽門側胃切除術(幽門を含んだ胃切除、胃の2/3以上を切除)
・噴門側胃切除術(噴門を含んだ胃切除。幽門は温存)
・胃全摘術(噴門および幽門を含んだ胃の全てを切除)
※幽門:胃の出口 噴門:胃の入り口
胃を切除した後には再建を行います。再建方法もいくつかあり、Roux-en-Y法、BillrothⅠ法、BillrothⅡ法、double tract法などがあります。
化学療法(抗がん剤)
手術後の補助療法や切除不能な進行した状態などに行うことがあります。臨床試験によって有用性が検証された治療方法が使用されています。
主な治療薬は「5-FU」「S-1」「カペシタビン」「シスプラチン」「オキサリプラチン」「トラスツズマブ」「ニボルマブ」「ペムブロリズマブ」「ラムシルマブ」などがあります。
胃がんを早期発見するために
胃がんは早期発見が最も重要です。
■早期発見のポイント
- 50歳以上は年1~2回の胃カメラが推奨
- ピロリ菌陽性や除菌後の方は定期的なフォローが必要
- 胃痛・胃もたれが続く場合は早めの受診
- 家族歴がある場合も注意
東戸塚で胃がん検診を受けるなら藤野クリニックへ
藤野クリニックでは、内視鏡検査を中心に、胃がんの早期発見に力を入れています。
- ・苦痛の少ない胃カメラ
- ・必要に応じたピロリ菌検査
- ・症状に応じた丁寧な診察
- ・地域に根ざした消化器診療
「東戸塚で胃がん検診を受けたい」「胃の症状が続いて心配」という方は、どうぞご相談ください。