2025年8月04日
胃ポリープとは
ポリープとは、臓器を問わず隆起した病変のことを指します。現場では良性の腫瘍に対して使うことが多いですが、あくまで形に対する総称です。つまり、胃ポリープにもいくつか種類があります。
- ・胃底腺ポリープ
- ・胃過形成性ポリープ
- ・過誤腫性ポリープ
- ・若年性ポリープ
- ・炎症性線維性ポリープ
胃底腺ポリープ
最も多く遭遇する良性の胃ポリープです。多くはピロリ菌に感染していない胃にできますが、ピロリ除菌治療後の方にもできます。発癌は極めて稀であり、切除はしません。
また、胃薬(PPI)を使用している方にも胃底腺ポリープができることがあります。薬を継続していると徐々に大きくなってきますので休薬する場合があります。
胃過形成性ポリープ
ピロリ菌感染の胃に認められることが多いポリープです。ピロリ菌の除菌治療で80%が小さくなります。ただし、20mm以上の大きい過形成性ポリープは発癌リスクを伴うため予防的に切除することが推奨されています。また、出血しやすいため貧血の原因になることもあります。
胃ポリープの症状
多くの胃ポリープは無症状です。
ただし、大きなポリープでは以下のような症状が出ることもあります。
- ・胃の不快感、膨満感
- ・黒色便
- ・貧血
胃ポリープの検査
上部消化管内視鏡検査
藤野クリニックでは、消化器内視鏡専門医が最新型胃カメラを用いて検査をします。丁寧に観察し胃のポリープを診断します。悪性が疑われる場合は生検(一部を採取すること)し、病理組織検査を行います。
胃カメラ検査について詳細はこちら。
このような方はご相談ください
- ・健診の胃カメラで「ポリープあり」と言われた
- ・胃の不快感、黒い便が続く
- ・胃がん家系で心配な方
- ・ピロリ菌が心配、または過去に感染していたと言われた
胃のポリープは多くの場合、特別な治療をせず様子をみることがほとんどです。まずはお気軽にご相談ください。