2026年6月13日
人に相談しにくい口臭のお悩みについて
「口臭が気になるので胃が悪いのでしょうか?」
診察でこのような相談を受けることがあります。しかし、口臭の原因の多くは歯周病や舌の汚れ(舌苔)、口の乾燥など、お口の中にあります。あるいは食べ物(ニンニクやネギ)や嗜好品(タバコ、コーヒーなど)による影響も多いでしょう。
一方で、胃や食道の病気が関係している場合もあります。これは、胃や食道から上がってくるガスや胃液などが原因で臭くなっていることが考えられます。
特に逆流性食道炎では、胃酸や胃の内容物が食道へ逆流することで、酸っぱい臭いや胸やけ、げっぷなどの症状が現れることがあります。
また、胃もたれやみぞおちの痛み、食欲低下などの症状を伴う場合には、胃炎や胃潰瘍などの病気が隠れていることもあります。
次のような症状がある場合は、胃カメラ検査をご検討ください。
・胸やけが続く
・げっぷが多い
・胃もたれがある
・食欲が低下している
・黒い便が出る
・体重が減ってきた
口臭だけで胃の病気が見つかることは多くありませんが、消化器症状を伴う場合には検査が有用です。
セルフチェックと受診の順番
①口腔ケアを見直す:舌苔の清掃、歯磨き、フロス、十分な水分摂取。
②歯科受診:歯周病・虫歯・口腔乾燥の評価。
③消化器内科受診:胸やけ・げっぷ・胃もたれなどを伴う場合、胃カメラやピロリ菌検査を検討。
東戸塚の藤野クリニックでは、鎮静剤を使用した苦痛の少ない胃カメラ検査を行っています。口臭とともに胸やけや胃の不調が気になる方は、お気軽にご相談ください。
当院の胃カメラについて詳細はこちら:https://fujino-c.com/medical/gastroscopy/