2026年7月11日

今年はしっかりとした梅雨があり6月は涼しい日が続きましたが、梅雨明けから気温の高い日が続いています。
藤野クリニックでも、ここ数日「熱中症ではないか」という症状で受診される患者さんが増えています。
熱中症は屋外だけでなく、室内でも起こることがあります。特に高齢の方、小さなお子さん、屋外で仕事や運動をされる方は注意が必要です。
熱中症の初期症状
熱中症では次のような症状がみられます。
- めまい、立ちくらみ
- 頭痛
- 強いだるさ(倦怠感)
- 大量の汗をかく
- 足がつる(筋肉のけいれん)
- 吐き気
- 食欲がない
初期であれば、涼しい場所へ移動し、水分と塩分を補給することで改善することもあります。
このような場合は早めに受診してください
次のような症状がある場合は、熱中症が進行している可能性があります。
- 水分が十分に飲めない
- 吐き気や嘔吐が続く
- 強い頭痛がある
- ふらつきが強く歩けない
- 症状が数時間たっても改善しない
- 高齢の方や持病があり、体調が悪い
また、意識がもうろうとしている、呼びかけへの反応が悪い、けいれんがある場合は重症の可能性があります。救急車を呼ぶことも検討してください。
「熱中症だと思ったら別の病気」も少なくありません
暑い時期には、「熱中症だと思っていたら実は別の病気だった」というケースもあります。
例えば、
- 新型コロナウイルス感染症などのウイルス感染症
- 細菌感染症
- 尿路感染症
- 肺炎
- 胆のう炎や虫垂炎などの腹部疾患
などでも、発熱やだるさ、吐き気など、熱中症と似た症状が現れることがあります。
特に高熱が続く場合や、咳・のどの痛み・強い腹痛・排尿時の痛みなどを伴う場合は、熱中症以外の病気も考えて診察を受けることが大切です。
日頃からできる熱中症予防
熱中症は予防が何より重要です。
- のどが渇く前にこまめに水分を摂る
- 汗を多くかいたときは塩分も補給する
- エアコンを適切に使用する
- 外出時は帽子や日傘を活用する
- 暑い時間帯の屋外活動はできるだけ避ける
高齢の方は暑さを感じにくくなることがあるため、ご家族が室温や体調を気にかけてあげることも大切です。
東戸塚周辺にお住まいの皆さまへ
暑い日が続くと、熱中症は誰にでも起こり得ます。
一方で、「熱中症だと思って様子を見ていたら、実は感染症や別の病気だった」ということも珍しくありません。
藤野クリニックでは、熱中症が疑われる患者さんの診察を行い、必要に応じて血液検査や点滴治療を実施しています。また、重症が疑われる場合には速やかに適切な医療機関へご紹介いたします。
東戸塚駅周辺や戸塚区にお住まい・お勤めの方で、「熱中症かもしれない」「体調がなかなか改善しない」と感じた際は、無理をせずお気軽にご相談ください。