2026年6月26日

「便秘が続いているけれど、様子をみていいか?」「便秘の原因に何か怖い病気があるんじゃないか?」「大腸カメラを受けたほうがいいのだろうか?」
このような疑問をお持ちの方は少なくありません。
便秘の多くは生活習慣や体質によるものですが、中には大腸がんや大腸ポリープなどの病気が原因となっていることもあります。今回は、便秘で大腸カメラを検討したほうがよいケースについて解説します。
便秘だけで必ず大腸カメラが必要というわけではありません
便秘の原因はさまざまです。
- ・食物繊維や水分不足
- ・運動不足
- ・ストレス
- ・加齢による腸の動きの低下
- ・お薬の影響
このような原因による便秘では、生活習慣の改善や適切な便秘薬で症状が改善することも多くあります。
一方で、大腸の病気が隠れている場合もあるため、症状や年齢によっては詳しい検査が必要になります。
このような場合は大腸カメラをおすすめします
次のような症状がある場合は、一度大腸カメラを検討しましょう。
- ・40~50歳以降で初めて便秘になった
- ・最近急に便秘がひどくなった
- ・排便はあるが少ししかでない
- ・血便がある
- ・便が細くなった
- ・お腹の痛みや張りが続く
- ・体重減少がある
- ・貧血を指摘された
- ・健康診断で便潜血陽性だった (便潜血陽性と言われた方へ)
- ・市販薬や処方薬を飲んでも改善しない
これらは大腸がんや大腸ポリープ、炎症性腸疾患などが隠れている可能性があるため、早めの受診をおすすめします。
大腸カメラでわかる病気
大腸カメラでは、次のような病気を確認できます。
- ・大腸がん
- ・大腸ポリープ
- ・粘膜下腫瘍
- ・大腸憩室症
- ・潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患
- ・虚血性大腸炎 など
また、ポリープが見つかった場合は、その場で切除できることもあり、大腸がんの予防につながります。
便秘だからこそ安心のために検査を
便秘があるからといって、必ず重大な病気が見つかるわけではありません。
しかし、「年齢的に気になる」「症状が以前と変わった」「なかなか改善しない」という場合は、一度原因を確認しておくことで安心につながります。
大腸カメラは病気を見つけるだけでなく、「異常がないことを確認する検査」としても大切な役割があります。
藤野クリニックでは
当院では、鎮静剤を使用した苦痛の少ない大腸カメラ検査を行っています。
FUJIFILM社製の最新型スコープを使用し、小さな病変も丁寧に観察しています。また、日帰りでの大腸ポリープ切除にも対応しています。
便秘が続いている方や、大腸カメラを受けるべきか迷われている方は、お気軽にご相談ください。