2026年6月20日

「大腸カメラを予約したけれど、前日の食事は何を食べればいいの?」
このような質問をよくいただきます。
大腸内視鏡検査では、腸の中をきれいにして観察することが非常に重要です。前日の食事内容によっては腸内に食べ物が残り、検査時間が長くなったり、小さなポリープが見えにくくなったりすることがあります。
今回は、大腸カメラ検査前日の食事についてわかりやすく解説します。
なぜ前日の食事が大切なの?
大腸カメラでは、前日に食べたものの一部が翌日まで腸内に残ることがあります。
特に、
- 食物繊維の多い食品
- 種や皮のある食品
- 消化の悪い食品
は腸内に残りやすく、検査の妨げになることがあります。
質の高い検査を受けるためにも、前日の食事内容に注意しましょう。
食べてもよいもの
消化がよく、腸内に残りにくいものがおすすめです。
主食
- 白米
- おかゆ
- うどん
- 食パン
おかず
- 鶏肉
- 白身魚
- 豆腐
- 卵料理
その他
- 具の少ないスープ
- ヨーグルト
- プリン
- ゼリー
避けた方がよいもの
野菜・海藻類
- レタス
- キャベツ
- ごぼう
- きのこ類
- わかめ
- ひじき
果物
- キウイ
- いちご
- みかん
- ぶどう
豆類・種子類
- 納豆
- 枝豆
- ごま
- ナッツ類
その他
- こんにゃく
- 雑穀米
- 玄米
- カレーライス
これらは腸内に残りやすいため、検査前日は控えることをおすすめします。
夕食は何時まで?
一般的には、前日の夕食は午後8時頃までに済ませることが推奨されています。
夕食後は、水、お茶などの透明な飲み物は摂取できますが、検査説明書の指示に従ってください。
検査食は必要?
市販の検査食を利用すると、食事内容を考える手間が省けます。
ただし、必ずしも全ての方に必要というわけではありません。若い方やもともと便秘のない方は、前日の食事内容に気を付けていただければ、多くの場合はご自身で用意された食事でも問題なく検査を受けられます。
当院からのお願い
大腸カメラは、大腸がんやポリープの早期発見・早期治療のために非常に重要な検査です。
前日の食事に少し気を配ることで、より正確で質の高い検査につながります。
食事内容についてご不明な点がありましたら、お気軽にご相談ください。